子供の頃には映画監督になりたいなんて思っていませんでした。
高校へ進学する時に、担任の先生が将来の夢は何ですかと聞くので、
映画監督です、と言ってみたのです。
一度口に出した言葉は、その身に命を宿して成長を続けてしまうようです。
それからボクは、映画監督になれたらいいなあと思うようになりました。
あれから38年。
映像に関わる仕事をずっと続けてきました。まだまだ続けて行きたいと考えています。
いま「将来の夢は」と聞かれたら、「映画監督です」と胸を張って答えるでしょう。
雲呼庵 主宰 鈴木亮